ご結婚おめでとうございます!たくさんの祝福に包まれ、幸せいっぱいの毎日をお過ごしのことと思います。さて、結婚式の準備の中でも、特に花嫁さんの心をときめかせるのが「ウェディングドレス選び」ではないでしょうか。純白のドレスに身を包む瞬間は、まさに夢のようなひとときですよね。
でも、いざドレスを選ぼうとすると、「どんなデザインがあるの?」「私に似合う形って?」「レンタルと購入、どっちがいいの?」など、次から次へと疑問が湧いてきて、何から手をつけていいか分からなくなってしまう…なんてことも。SNSや雑誌を見れば見るほど、素敵なドレスが多すぎて、逆に迷ってしまう「ドレス迷子」になってしまう花嫁さんも少なくありません。
この記事は、そんな花嫁さんたちのために作りました。特定の商品をおすすめしたり、ランキング形式で紹介したりするような、宣伝目的の内容は一切ありません。ただひたすらに、ウェディングドレスを選ぶために知っておきたいお役立ち情報だけを、ぎゅっと詰め込んでいます。この記事が、あなたが「これだ!」と思える運命の一着に出会うための、心強い羅針盤となれたら嬉しいです。さあ、一緒に最高のウェディングドレスを見つける旅に出かけましょう!
ウェディングドレス選びの基本ステップ
まずは、ドレス選びを始める前に知っておきたい基本的な流れをチェックしましょう。焦らず、一つ一つのステップを楽しみながら進めていくのが、理想のドレスに出会う秘訣です。
ステップ1:情報収集でイメージを膨らませよう
何事もまずは情報収集から! 自分がどんなドレスを着たいのか、具体的なイメージを膨らませていきましょう。この段階では、まだ「これ!」と決めつける必要はありません。「素敵だな」「可愛いな」と感じるものをどんどんストックしていく感覚でOKです。
- SNSを活用する
InstagramやPinterestは、ウェディングドレスの宝庫です。「#ウェディングドレス」「#ドレス試着」「#運命のドレス」などのハッシュタグで検索すると、世界中の花嫁さんたちの素敵なドレス姿を見ることができます。気に入った画像は、スクリーンショットを撮ったり、専用のボードに保存したりして、自分だけの「好き」を集めたコレクションを作りましょう。 - 結婚情報誌やウェブサイトを見る
結婚情報誌や専門のウェブサイトには、プロのモデルが着こなす最新のドレスや、人気のデザインが体系的にまとめられています。様々な角度から撮影された写真も多く、ドレスのディテールまでしっかり確認できるのが魅力です。 - 「好き」を言葉にしてみる
集めた写真を見返しながら、自分がどんな点に惹かれたのかを言葉にしてみましょう。「キラキラした刺繍が好き」「レースが上品で素敵」「トレーンが長いデザインに憧れる」「シンプルで大人っぽいのがいい」など、具体的に言葉にすることで、自分の好みの傾向がはっきりと見えてきます。この作業が、後のドレスショップでの試着の際に、スタッフの方へ希望を伝えるのにとても役立ちます。
ステップ2:会場の雰囲気を考慮する
意外と見落としがちなのが、会場の雰囲気とドレスの相性です。せっかく選んだお気に入りのドレスも、会場の雰囲気とちぐはぐだと、魅力が半減してしまうことも。結婚式全体のトータルコーディネートを意識することが大切です。
例えば、こんな風に考えてみましょう。
- 厳かな大聖堂やクラシカルなホテル
天井が高く、バージンロードが長い会場には、長いトレーンを引くロイヤルな雰囲気のドレスや、上質なサテン生地のドレスがよく映えます。正統派で格調高いスタイルがぴったりです。 - 自然光が差し込むナチュラルなゲストハウス
ガーデンウェディングや、緑豊かな会場には、軽やかなオーガンジーやチュール素材のドレス、レースをあしらったボヘミアンテイストのドレスなどが馴染みます。動きやすさもポイントになりますね。 - 開放的なリゾートやレストラン
海辺やリゾートでのウェディングなら、風に揺れるエンパイアラインや、軽快なミモレ丈のドレスも素敵です。堅苦しくなりすぎず、リラックスした雰囲気を演出できます。
会場の広さや天井の高さ、バージンロードの長さ、内装の色合いなどを思い浮かべながら、その空間に立つ自分の姿を想像してみてください。会場が決まっている場合は、会場のパンフレットや写真を見ながらドレスを選ぶと、より具体的なイメージが湧きやすいですよ。
ステップ3:現実的な予算を立てる
夢のドレス選びですが、予算という現実的な側面も非常に重要です。後になって「予算オーバーで小物が選べない…」なんてことにならないように、しっかりと計画を立てましょう。
ウェディングドレスにかかる費用は、ドレスそのものの料金だけではありません。以下の項目も考慮に入れて予算を組む必要があります。
| 項目 | 内容 |
| ドレス本体の費用 | レンタル料、または購入代金。ドレスのデザインやブランド、素材によって大きく変動します。 |
| 小物類の費用 | ベール、グローブ、ティアラ、ネックレス、イヤリング、シューズなど。レンタルに含まれる場合と、別途購入・レンタルが必要な場合があります。 |
| ブライダルインナー代 | ドレスを美しく着こなすための専用下着。基本的には購入します。 |
| お直し・メンテナンス費用 | サイズ調整の料金や、レンタル時のクリーニング代、保証料など。 |
一般的に、ウェディングドレスにかける費用の平均は20万円~50万円前後と言われていますが、これはあくまで目安です。レンタルにするか購入にするか、どんなブランドを選ぶかによって大きく変わります。「ドレスにはこだわりたいから予算を多めに」「他のことにお金をかけたいからドレスは抑えめに」など、自分たちの価値観に合わせて予算を決めましょう。両家の親御さんから援助がある場合は、その点も考慮に入れて相談すると良いですね。
ステップ4:いざ、試着の予約へ!
イメージが固まり、予算の目処が立ったら、いよいよドレスショップへ試着の予約を入れます。人気のお店は予約が埋まりやすいので、挙式の1年~半年前くらいから探し始めるのがおすすめです。
ドレスショップには、様々なタイプがあります。
- セレクトショップ
国内外の様々なブランドのドレスを取り扱っているショップ。一度にたくさんのテイストのドレスを試着できるのが魅力です。どんなドレスが似合うか分からない、という花嫁さんにおすすめです。 - ブランド直営店・アトリエ
特定のブランドのドレスだけを扱っているショップ。そのブランドの世界観が好きな方や、着たいドレスのイメージがはっきりしている方に向いています。デザイナーから直接アドバイスをもらえることも。 - 式場提携のドレスショップ
結婚式場と提携しているショップ。打ち合わせのついでに立ち寄れたり、会場を知り尽くしたスタッフからアドバイスがもらえたりするメリットがあります。持ち込み料がかからないことが多いのも嬉しいポイントです。
予約の際には、希望のドレスのイメージ(集めた写真などを見せると伝わりやすいです)や、予算を伝えておくと、当日の試着がスムーズに進みます。試着の所要時間は、1回あたり2~3時間ほど見ておくと安心です。
【デザイン編】ウェディングドレスの主な種類と特徴
ここからは、多種多様なウェディングドレスのデザインについて、詳しく見ていきましょう。「シルエット」「ネックライン」「袖」「素材」の4つのポイントに分けて解説します。これらの要素の組み合わせで、ドレスの印象は大きく変わります。それぞれの特徴を知って、自分にぴったりの一着を見つけるヒントにしてくださいね。
シルエットで選ぶ
ドレス全体の形を決める「シルエット」は、ドレス選びで最も重要なポイントと言っても過言ではありません。代表的な6つのシルエットの特徴をご紹介します。
Aライン
アルファベットの「A」のように、ウエストから裾にかけて直線的に広がるシルエットです。上品で清楚な印象を与え、どんな体型の人にも似合いやすいのが特徴。まさにウェディングドレスの王道とも言えるデザインで、流行に左右されず、誰からも愛されるスタイルです。ホテルウェディングからゲストハウスまで、どんな会場にもマッチします。
プリンセスライン
ウエストからふんわりと大きく広がったスカートが特徴的な、まるでお姫様のようなシルエット。可愛らしく、華やかな印象を与えたい花嫁さんにぴったりです。ウエストのくびれを強調し、気になる下半身をカバーしてくれる効果も期待できます。広い披露宴会場や大聖堂で、主役の存在感を際立たせてくれるでしょう。
マーメイドライン
上半身から膝までは身体にフィットし、膝下から人魚の尾ひれのように広がるシルエットです。女性らしい曲線美を強調し、エレガントで大人っぽい印象を与えます。スタイリッシュで洗練された雰囲気を演出したい方におすすめ。身体のラインがはっきりと出るため、着こなすには少しハードルが高いと感じるかもしれませんが、その分、憧れる花嫁さんも多い人気のデザインです。
スレンダーライン
スカートの広がりが少なく、身体のラインに沿ってすっきりと落ちる細身のシルエット。スタイリッシュで都会的な印象を与えます。シンプルなデザインながら、素材やディテールで個性を出すことができます。レストランウェディングや、少人数でのパーティーなど、ゲストとの距離が近いアットホームな結婚式にもよく合います。
エンパイアライン
胸下からの切り替えで、スカートが直線的に流れるシルエット。古代ギリシャの女神が着ていたドレスがモチーフとされています。ナチュラルでリラックスした雰囲気が魅力です。ウエストを締め付けないデザインなので、マタニティの花嫁さんにも人気があります。ガーデンウェディングやリゾートウェディングにぴったりの、軽やかなスタイルです。
ミニ・ミモレ丈
膝上のミニ丈や、ふくらはぎが見えるミモレ丈のドレス。キュートで軽快な印象を与えます。お色直しのドレスや、二次会用のドレスとして選ばれることが多いですが、挙式で着用するのも個性的で素敵です。足元が見えるので、こだわりのウェディングシューズをアピールしたい花嫁さんにもおすすめです。
ネックラインで選ぶ
顔周りの印象を大きく左右するのが、胸元のデザインである「ネックライン」です。同じシルエットのドレスでも、ネックラインが違うだけで雰囲気がガラリと変わります。
- ビスチェ
肩ひもがなく、胸元でドレスを支える最もベーシックなデザイン。デコルテをすっきりと美しく見せてくれます。ネックレスなどのアクセサリーが映えるのも特徴です。 - ハートカット
胸元がハートの形のようにカットされたデザイン。ビスチェの一種ですが、よりフェミニンで可愛らしい印象になります。胸元を立体的に見せてくれる効果も。 - オフショルダー
両肩を出すように、肩先まで大きく開いたネックライン。鎖骨をきれいに見せ、上品でロマンティックな雰囲気を演出します。気になる二の腕をさりげなくカバーしてくれる効果もあります。 - Vネック
首元がV字に開いたデザイン。首を長く、デコルテをシャープに見せてくれるので、すっきりと大人っぽい印象になります。Vの深さによっても印象が変わります。 - ハイネック
首元まで生地があるデザイン。レースや刺繍が施されたものが多く、クラシカルで高貴な雰囲気を醸し出します。露出を控えたい花嫁さんにもおすすめです。 - ラウンドネック
丸くカーブした、Tシャツなどでもおなじみのネックライン。優しく、ナチュラルな印象を与えます。
袖のデザインで選ぶ
「袖」のデザインも、ドレスの印象を左右する重要な要素です。近年は、袖付きのドレスの人気がますます高まっています。
- ロングスリーブ
手首まである長い袖のデザイン。レース素材のロングスリーブは、英国のキャサリン妃が着用したことで注目を集め、上品でクラシカルな印象の代名詞となりました。露出を抑えつつ、華やかさを演出できます。 - フレンチスリーブ
肩先が少し隠れるくらいの短い袖。ノースリーブよりも露出が少なく、上品で清楚な印象を与えます。腕をほっそりと見せてくれる効果も期待できます。 - パフスリーブ
肩先や袖口をギャザーで膨らませた、ふんわりとした袖。可愛らしく、ロマンティックな雰囲気を演出したい花嫁さんにぴったりです。 - ノースリーブ
袖がなく、肩のラインがすっきりと見えるデザイン。ヘルシーで開放的な印象になります。肩のラインからストラップがあるタイプと、ないタイプがあります。
素材で選ぶ
ドレスの質感や雰囲気を決定づけるのが「素材」です。光沢、透け感、ハリ感など、素材によって特徴は様々。季節感に合わせて選ぶのも素敵ですね。
| 素材名 | 特徴 | 与える印象・季節感 |
| サテン | 強い光沢と滑らかな手触りが特徴。重厚感と高級感があります。 | クラシカル、エレガント。ハリがあるため、荘厳な会場によく合います。季節を問わず使えます。 |
| シルク | 天然素材ならではの上品な光沢と、しなやかな質感が魅力。軽くて着心地が良いのも特徴です。 | 高貴、ナチュラル。本物志向の花嫁さんに。こちらも季節を問いません。 |
| チュール | 網目状の薄くて軽い生地。透け感があり、重ねることでふんわりとしたボリュームを出せます。 | ロマンティック、キュート。プリンセスラインのスカートなどによく使われます。軽やかな印象で春・夏におすすめ。 |
| オーガンジー | チュールよりもハリがあり、独特の透け感と光沢を持つ薄い生地。軽やかさと上品さを兼ね備えています。 | フェミニン、エアリー。Aラインやプリンセスラインを軽やかに見せます。こちらも春・夏向きです。 |
| レース | 様々な模様が織りなす繊細なデザインが魅力。使われる部分や種類によって大きく印象が変わります。 | 上品、クラシカル、ロマンティック。ドレス全体にあしらえば豪華に、部分使いならアクセントになります。 |
| タフタ | ハリと光沢があり、動くと「シャリ」という独特の音を立てる生地。軽くて扱いやすいのも特徴です。 | スタイリッシュ、モダン。陰影が美しく出るため、シンプルなデザインでも存在感が出ます。 |
【体型お悩み別】スタイルアップのヒント
誰にでも、自分の体型で少し気になるところはあるものです。でも、ドレス選びは、そんなコンプレックスを上手にカバーして、自分の魅力を最大限に引き出すチャンスでもあります。ここでは、代表的なお悩み別に、ドレス選びのヒントをご紹介します。
身長が気になる
背を高く、すらっと見せたい
小柄な花嫁さんがスタイルアップを目指すなら、縦のラインを意識するのがポイントです。
- Aラインやスレンダーラインを選ぶ
スカートの広がりが控えめなシルエットは、縦のラインを強調してくれます。特に、ハイウエストのデザインを選ぶと、脚が長く見えて効果的です。 - 胸元はすっきりと
Vネックやハートカットなど、デコルテがすっきり開いたデザインは、視線を上に集めてくれるので、身長を高く見せる効果が期待できます。 - 装飾は上半身に
ビジューや刺繍などの装飾は、目線が上がりやすい胸元やウエスト部分に集中しているデザインを選びましょう。 - 避けた方が良いかも?
ボリュームがありすぎるプリンセスラインや、ウエストの切り替え位置が低いデザインは、重心が下がって見えやすいので、試着の際にバランスをよく確認しましょう。
高身長を活かしたい
長身は、どんなドレスも美しく着こなせる大きな強みです。その魅力を存分に活かしましょう。
- マーメイドラインやスレンダーラインに挑戦
スタイルの良さが際立つマーメイドラインやスレンダーラインは、高身長の花嫁さんだからこそ着こなせる憧れのシルエット。ぜひ挑戦してみてください。 - 大胆なデザインも様になる
大ぶりのモチーフや、全体に華やかな装飾が施されたドレスも、バランス良く着こなせます。トレーンが長いドラマティックなデザインもおすすめです。 - あえてローヒールを合わせる
身長を気にせず、デザイン重視でヒールのないバレエシューズやフラットシューズを選ぶのもおしゃれ。リラックスした雰囲気を演出できます。
上半身のお悩み
肩幅が気になる
肩幅がしっかりしているのが気になる方は、デコルテの見せ方が鍵になります。視線を中央に集めることを意識しましょう。
Vネックやハートカットのビスチェなど、首元が縦に開いているデザインは、肩のラインから視線をそらし、デコルテをすっきりと見せてくれます。逆に、オフショルダーや、首の詰まったアメリカンスリーブは、肩のラインを強調してしまうことがあるので、慎重に選びたいデザインです。袖があるデザインを選ぶなら、肩をふんわりと覆うフレンチスリーブなどがおすすめです。
腕が気になる
二の腕を隠したい、というお悩みは多くの花嫁さんが持っています。隠し方にも色々な方法がありますよ。
上品にカバーしたいなら、透け感のあるレースのロングスリーブがおすすめです。肌がほんのり透けることで、重たい印象にならず、むしろ華奢な雰囲気を演出できます。クラシカルなオフショルダーも、気になる二の腕の一番太い部分を絶妙に隠してくれる人気のデザインです。完全に隠すのではなく、あえてビスチェを選び、ベールやケープ、ボレロといった小物でアレンジするのも素敵な方法です。
胸の大きさが気になる
胸のボリューム感は、人によって「もっと欲しい」という悩みと、「抑えたい」という悩みに分かれますね。
胸元をすっきり見せたい方は、胸元の装飾がシンプルなデザインを選びましょう。Vネックやスクエアネックは、シャープな印象を与えてくれます。逆に、華奢な胸元が気になる方は、胸元にフリルやリボン、立体的な刺繍などの装飾があるデザインを選ぶと、自然なボリューム感をプラスできます。ハートカットも、胸元をふっくらと見せてくれる効果が期待できます。
下半身のお悩み
ウエスト周りが気になる
ウエストラインをきゅっと細く見せたいなら、くびれを強調するデザインを選びましょう。
プリンセスラインやAラインは、ウエストで一度絞ってからスカートがふんわり広がるため、自然とくびれが強調され、気になるお腹周りもカバーしてくれます。また、色の違うサッシュベルトやリボンでウエストマークするのも、視覚的にウエストを細く見せる効果的なテクニックです。斜めのドレープが入ったデザインも、ウエスト周りをすっきりと見せてくれます。
お尻や太ももが気になる
下半身をカバーしたい場合も、Aラインやプリンセスラインが強い味方になってくれます。ふんわりとしたスカートが、気になる部分を優しく包み隠してくれます。
「でも、マーメイドラインに憧れる…」という方も諦めないでください。マーメイドラインの中でも、身体にフィットする部分が腰の高い位置までで、早めに裾が広がり始める「ソフトマーメイド」と呼ばれるデザインなら、お尻や太ももへの視線を緩和しつつ、美しいシルエットを楽しめます。試着の際に、ぜひチャレンジしてみてください。
ウェディングドレスの手配方法
ウェディングドレスを手に入れる方法は、大きく分けて「レンタル」と「購入」の2つがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の価値観や結婚式のスタイルに合わせて選びましょう。
レンタル
現在、多くの花嫁さんが利用しているのがレンタルです。手軽さが最大の魅力ですね。
レンタルのメリット
- 費用を抑えやすい
購入するよりも費用を抑えられる場合がほとんどです。憧れのハイブランドのドレスも、レンタルなら手が届くかもしれません。 - 保管や管理の手間がない
挙式後はショップに返却するだけなので、クリーニングや保管場所に悩む必要がありません。 - 様々なデザインを試せる
挙式用とお色直し用で、全く違うテイストのドレスを気軽に選べるのもレンタルの魅力です。
レンタルのデメリット
- 新品ではない可能性がある
他の人も着用しているため、新品にこだわりたい方には向きません。(「ファーストレンタル」という、自分が最初にそのドレスを着るプランもあります) - サイズ調整に限界がある
次に着る人のために、大幅なサイズ調整ができない場合があります。 - 汚損・破損のリスク
万が一、汚したり破ったりしてしまった場合、修繕費用や保証料がかかることがあります。
購入
「自分だけのドレス」という響きには、特別なものがありますよね。購入には、レンタルにはない喜びがあります。
購入のメリット
- 自分だけのものになる
誰も袖を通していない、まっさらなドレスを着ることができます。「ファーストオーナー」であるという満足感は格別です。 - サイズがぴったりに仕上がる
自分の身体に合わせて細かく調整してもらえるので、ジャストフィットの美しい着こなしが叶います。 - 二次会や後撮りでも使える
自分のものなので、結婚式後も二次会や別日の写真撮影(後撮り)などで、何度でも着用できます。 - リメイクや譲渡ができる
将来、ベビードレスにリメイクしたり、姉妹や友人に譲ったりすることも可能です。
購入のデメリット
- 費用が高めになる傾向
一般的に、レンタルよりも費用は高くなります。 - 保管場所とメンテナンスが必要
挙式後は、自宅での保管場所を確保し、専門のクリーニングに出すなどの手間と費用がかかります。
購入する場合、さらに3つの方法に分かれます。
| 購入方法 | 内容 |
| プレタポルテ(既製品) | 既に完成しているドレスの中から、自分に合うサイズのものを購入する方法。最も一般的な購入スタイルです。 |
| セミオーダー | 既製のデザインをベースに、自分のサイズに合わせて作ってもらったり、ネックラインや袖のデザイン、素材などを一部変更したりする方法。 |
| フルオーダー | デザイナーと相談しながら、デザイン画から起こして世界に一着だけのドレスを作る方法。時間と費用はかかりますが、究極のこだわりを形にできます。 |
その他の選択肢
レンタルと購入以外にも、ユニークな方法があります。
「お譲り」という、先輩花嫁さんが結婚式で一度着たドレスを、次の花嫁さんに譲る文化も広がっています。フリマアプリやSNSなどで個人間でやり取りされることが多いです。憧れのドレスを比較的安価で手に入れられる可能性がありますが、試着ができない、状態の確認が難しいなどの注意点もあります。
また、中古のウェディングドレスを専門に扱うショップもあります。プロがメンテナンスした状態の良いドレスを、お得な価格で購入できる可能性があります。一度足を運んでみるのも良いかもしれません。
試着当日のポイントと注意点
待ちに待った試着当日! 最高の状態で臨み、後悔のないようにしっかりとチェックするために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
試着の予約と準備
当日の持ち物や服装を準備しておくと、試着がぐっとスムーズになります。
持ち物リスト
- ストッキング
試着の際に着用を求められることが多いです。素足ではなく、肌色に近いストッキングを履いていくのがマナーです。 - ブライダルインナー
もし既にお持ちであれば持参しましょう。持っていない場合は、ショップで貸してもらえることがほとんどです。ドレス用の下着を着けるだけで、ラインの出方が全く変わります。 - 髪をまとめるゴムやクリップ
アップヘアにした時の雰囲気を確かめるために、さっと髪をまとめられるものがあると便利です。 - カメラ(スマートフォン)
後で冷静に比較検討するために、写真は必須です。正面、横、そして後ろ姿の3パターンは必ず撮ってもらいましょう。動画で歩いた時の様子を撮るのもおすすめです。
当日の服装とメイク
服装は、着脱しやすいワンピースなどがおすすめです。何度も着替えるので、手間のかからない服装が一番。また、大切なドレスを汚さないように、メイクは薄めにしていくのがエチケットです。特に、ファンデーションの首への塗りすぎや、ラメの強いアイシャドウ、色の濃いリップは避けた方が無難でしょう。
試着当日のチェックポイント
限られた時間の中で、効率よくドレスを見るためのチェックポイントです。
- とにかくたくさん写真を撮る
先ほども触れましたが、写真は本当に重要です。試着中は興奮していて冷静な判断ができないことも多いもの。後から写真を見返すことで、「意外とこっちの方が似合っているかも?」という発見があります。 - 動いてみる
ただ立っているだけでなく、少し歩いてみたり、座ってみたり、お辞儀をしてみたり、腕を上げてみたりしましょう。結婚式当日は意外と動くもの。動きやすさや、座った時のスカートの広がり方、胸元が浮かないかなどをチェックします。 - 小物との相性も想像する
ベールやティアラ、グローブなど、どんな小物を合わせたいかイメージしながら見てみましょう。ショップにある簡単な小物で試させてもらうのも良い方法です。 - 自分の「好き!」という直感を信じる
色々なアドバイスも大切ですが、最終的に決めるのは自分自身です。理屈抜きで「このドレスを着ると気分が上がる!」「一番自分らしい!」と感じる、その直感を大切にしてください。
誰と試着に行く?
試着に誰と行くかは、意外と重要な問題です。客観的な意見をもらえる心強いパートナーを選びましょう。
| 同行者 | メリット | デメリット |
| 新郎 | 一番見てほしい相手。彼の好みも分かり、二人で選ぶ楽しみがある。 | ドレスの知識があまりなく、的確なアドバイスがもらえないことも。「どれも綺麗だね」で終わってしまう可能性も。 |
| 母親 | 花嫁の好みをよく理解している。親世代からの視点で、親族受けなども含めたアドバイスがもらえる。 | 母親の好みが強く出てしまい、意見がぶつかることも。費用面でシビアな意見が出ることも。 |
| 姉妹・友人 | 年齢が近く、花嫁の好みを理解した上で、率直で客観的な意見をくれる。写真撮影なども頼みやすい。 | 好みが似ていると、客観的な意見になりにくい場合も。あまりに辛口な意見だと、落ち込んでしまうことも。 |
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、誰にお願いするか決めましょう。もちろん、一人で行くという選択もアリです。誰にも気兼ねすることなく、自分の感覚だけに集中してドレスを選べるという大きなメリットがあります。ショップのスタッフさんがプロの視点でしっかりとサポートしてくれますよ。
ドレスが決まったら考えること
運命のドレスが決まったら、ゴールはもうすぐ! でも、最高の花嫁姿を完成させるためには、もう少しやることがあります。ドレスを軸に、トータルコーディネートを完成させていきましょう。
小物合わせ
ドレスが決まったら、次はそれに合わせる小物を選びます。小物ひとつで、全体の印象はがらりと変わります。ドレスとの統一感を大切に、トータルでコーディネートを考えましょう。
- ベール
花嫁の象徴とも言えるベール。長さや縁の装飾(レース、ビーズ、パイピングなど)で印象が変わります。ドレスのデザインを活かすシンプルなものか、ベール自体が華やかなものか、バランスを見て選びます。 - ヘッドドレス
ティアラ、クラウン、カチューシャ、ボンネ、生花など、選択肢は様々。なりたい花嫁像に合わせて選びましょう。キラキラのティアラは王道で可愛らしく、生花ならナチュラルでフレッシュな印象になります。 - アクセサリー
イヤリングやネックレスは、顔周りを華やかにする重要なアイテム。ドレスのネックラインや装飾とのバランスが重要です。デコルテが大きく開くドレスならネックレスを着け、ハイネックのドレスなら大ぶりのイヤリングだけにするなど、引き算も大切です。 - グローブ
挙式での指輪交換の際に外す、神聖な意味を持つアイテム。長さ(ショート、ミドル、ロング)や素材(サテン、レースなど)で印象が変わります。 - シューズ
ドレスに隠れて見えないと思いがちですが、歩くときや座ったときなど、意外と見える部分。ドレスの丈とのバランスを考えてヒールの高さを決めましょう。
ブライダルインナー
ウェディングドレスを美しく着こなすために、絶対に欠かせないのがブライダルインナーです。普段の下着とは違い、ドレスの重さを支え、ボディラインを補正して美しいシルエットを作り出す役割があります。
主に、バストを高い位置でキープする「ブラジャー」、ウエストのくびれを作る「ウエストニッパー」、下腹部をすっきりと整える「ガードル」がセットになったものが一般的です。これらが一体になった「ビスチェタイプ」もあります。選んだドレスの形(特に背中の開き具合)によって、必要なインナーの形も変わってきます。ドレスが決まったら、ドレスショップのスタッフさんや、インナー専門店のスタッフさんに相談して、自分の体型とドレスに合ったものを選びましょう。
ヘアメイク
選んだドレス、会場の雰囲気、なりたい花嫁像に合わせて、ヘアメイクを考えていきます。多くの式場では、結婚式の前(1ヶ月前くらい)に、当日のヘアメイクを実際に試せる「ヘアメイクリハーサル」が行われます。
このリハーサルは非常に重要です。当日に「イメージと違った…」とならないように、希望のヘアスタイルの写真や、決まったドレス、小物の写真を持参して、ヘアメイクさんとしっかりイメージを共有しましょう。「前髪はどうするか」「おくれ毛は出すか」「リップの色味はどうするか」など、細かい部分まで納得がいくまで相談することが、当日を最高の笑顔で迎えるための鍵となります。
まとめ
ウェディングドレス選びの長い旅路、お疲れ様でした。たくさんの情報があって、少し頭がパンクしてしまったかもしれませんね。でも、これだけは覚えておいてください。ウェディングドレスを選ぶ時間は、ただ結婚式のための一着を選ぶだけの作業ではありません。自分が本当に「好き」なものは何か、どんな自分になりたいのか、自分自身と深く向き合うための、とても貴重で素晴らしい時間なのです。
情報収集に疲れたら、一度すべての情報をシャットアウトして、自分の心に問いかけてみてください。「どのドレスを着た時に、一番心がときめいた?」。その直感が、きっとあなたを運命の一着へと導いてくれるはずです。
この記事でご紹介したたくさんのヒントが、あなたのドレス選びの助けとなり、迷った時の道しるべとなれたなら、これ以上に嬉しいことはありません。大変なことも多い結婚準備ですが、どうか楽しみながら、あなただけの、そしてあなたらしい最高の花嫁姿を完成させてくださいね。心から応援しています!


